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「見守るだけでいいの?」不登校だった息子と向き合い、親子の絆を取り戻すまで
小学校5年生の次男は、3人兄弟の真ん中。
中学受験に向けて頑張っていたある日、突然学校に行けなくなりました。
あちこち相談に行きましたが、どこでも言われるのは「今は見守りましょう」という言葉だけ。
私は、息子と一緒にゲームをするなど時間を増やし、親子のコミュニケーションは取れているつもりでした。
でも、このままでいいのだろうか?
「今はいいかもしれないけれど、これが続いて未来はあるの?」
そう思い直し、思い切ってカウンセリングを受けることにしました。
親である私が変わることの大切さ
カウンセリングでは、「親が変わることで子どもも変わる」 ということを教えてもらいました。
私は息子と話し合い、家庭内のルールを決めました。
- ゲームは○○時間まで
- 朝は○時に起きる
- 家族で夕食は一緒に
息子の意見も取り入れながら決めたルールは、「決まったことは守る」 という毅然とした態度で接することを心がけました。
最初は不安でしたが、「お母さんが本気で向き合ってくれている」 と伝われば、子どもはきっと応えてくれると信じました。
少しずつ変わる日常と、戻ってきた笑顔
ルールを決めてから、生活習慣が少しずつ改善していきました。それだけでなく息子との会話も変わり、「今日はこんなことがあったよ」と話してくれることが増えていきました。
まだ完璧ではありませんが、「このままでは…」と不安だった日々が少しずつ希望へと変わってきた のを感じています。