メッセージ

お子さんの未来を考える
あなたに伝えたいこと

不登校と向き合う親御さんへ

お子さんの気持ちは、とても複雑です

「学校に行きたくない」と言葉にすることもあれば、何も言わずに部屋にこもってしまうこともあります。

不登校の理由は一つではなく、
それぞれ異なる背景があります。

• 学業不振、人間関係、感受性の高さ、
  集団活動が苦手
• LGBTQの問題、発達や知的障がいの影響
• 漠然とした「無気力」

特に「無気力」の背景にはさまざまな要因が絡んでいます。では、親御さんはどう向き合えばよいのでしょうか？

「見守るだけでいいの？」
と悩む親御さんへ

カウンセラーや医師に相談すると、

「見守りましょう」
「寄り添いましょう」
「ありのままを受け入れましょう」

と言われることが多いかもしれません。
でも、実際に目の前で苦しんでいるのは親御さんであり、

「ただ見守るだけでいいの？」

と疑問に感じることもあるでしょう。

• 子どもがかんしゃくを起こしたり、
  家族との関わりを拒んだりする
• 暴言や暴力で親を困らせることもある
• 社会が不登校の子や親に対して寛容で
  ない現実

そんな状況の中で、「ありのままを受け入れる」ことは、簡単なことではありません。

「母子カプセル」
孤立してしまうお母さんへ

不登校の子どもを抱える親御さんの多くが、周囲に相談できず一人で抱え込んでいます。

特に母親が子どもと密閉された環境で過ごし、追い詰められることを「母子カプセル」と呼んでいます。

• 相談に来られるのはほとんどが母親
• 仕事を辞めざるを得なくなる人もいる
• 家庭内だけの対応では限界がある

本当にこのままでいいのでしょうか？

当カウンセリングルームの支援方針

お子さんには会いません。
支援するのは親御さんです

「不登校解決支援」と聞くと、お子さんに直接会って話をすることを想像するかもしれません。

しかし当カウンセリングルームでは、お子さんにお会いすることはありません。

では、どうやって支援をしていくのか？

それは、親御さんをサポートする形で支援させていただきます。

なぜならお子さんの「問題を解決する力」を引き出し支えられるのは親御さんだからです。

第三者があれこれ言うよりも、お父さんやお母さんが本気で向き合ってくれると感じた方が、子どもにとっては何よりの支えになります。

不登校に「正解」はありません

不登校の問題には、一つの答えはありません。
どの家庭にも当てはまる「正解」はなく、
柔軟に対応していくことが重要です。

親御さんが変われば、お子さんも変わります。

「どうすればいいの？」と悩むのはお子さんを大切に思う気持ちの表れ、その悩みをひとりで抱え込まなくても大丈夫です。

少しずつ、できることから始めてみませんか？
私たちはあなたと一緒に考え、寄り添いながら解決の糸口を見つけていきます。